前回のブログで、「この人と仕事したい!」と思わせる重要な特徴を3つにまとめて紹介しましたが、今回はその特徴をどのように身につけていくかを考えてみたいと思います。
魅力的な人間性を身につける
「こんな人と仕事したい!」と思わせる人の人間性は以下のような特徴があることを前回のブログで紹介しました。ではどのようにすれば、このような特徴を身につけることができるのでしょうか?
- モチベーションのある人
- いざという時に頼りになる人
- 仕事できなくても、面白い人(その人がいるだけで職場が明るくなるみたいな人)
- どんなときでもポジティブな人(マイナスな発言をしない人)
- 忙しい時でも焦ってない人
- 言動に自信が感じられる人
何事にも目的意識を持って取り組む
仕事をある程度経験してくると、仕事がルーティン化して目的意識を持たなくなることがあります。上司の言っていることや、仕事内容に対して疑問を感じることなく、ただ仕事をこなしている状態は本来の仕事の「目的」を見失っている状態です。この状態に陥ると、仕事に対するモチベーションは下がりますし、最低限の仕事をこなすようなスタンスになってしまいます。そうなってしまった人が、言動に自信を持って発言できるということはまず難しいでしょう。そのため、「今やっている仕事が会社にどのような意味があるのが」、「そのために自分は何をしているのか」、「自分がどんなスキルを持っていれば、目的達成のために役に立つのか」などを考えることが大切です。そうすることで、今後のモチベーションの維持できますし、仕事に主体的に取り組んでいるという自信から堂々とした態度になります。
仕事外でさまざまな経験をしている人
仕事をしていて、業務時間外の経験がとても役に立つ時があります。商談時の雑談や、チームメンバーとのコミュニケーションを取っているときに、「この人面白いな」と思ったことはありませんか?その人は、高確率でプライベートで様々な経験をしています。好奇心を持って色んなアクティビティに参加しているからこそ、得られる知見というものもあるのです。例えば、毎月海外旅行に行っている人がチームメンバーにいたとしましょう。きっとこの人の話す内容は、オリジナリティが溢れていて面白そうだと思いませんか?人があまり経験できないことを経験していると雑談やコミュニケーションでも新鮮味が増し、話が面白いと思われる可能性が高いです。
さらにはマーケティングなどにも役に立つことが多くあります。様々な場所に買い物に行かれる方に質問ですが、「なぜこの商品がこんなにも売れるのか?」と疑問に感じることはありませんか?この疑問と少し向き合うことで、今後のビジネスのヒントになったりします。アイデアというのは過去に思考した経験から生じることもよくありますので、経験をするだけでなく、疑問と向き合ってみるというのも重要です。
このようにして、仕事に役立つことをプライベートで無意識的に吸収できている人が、仕事の時でも「一緒に仕事をしたい!」と思われている可能性が高いです。
数々の修羅場を経験してきた人
生きていると辛い経験を多くするものです。その中でも、「修羅場」のような経験をされている方々は人々にとても優しい方が多いです。過去とても耐え難い辛い経験をしているから、日常の小さなミスなんかでは動揺しないメンタルが身についているように思えます。さらに、そういう人たちは職場内でもポジティブなことが多く、チームメンバーを気遣える人が多いです。「修羅場」を多く経験しろということではなく、自分から少し過酷な環境に飛び込んでみることで、メンタル的に成長でき、人から好かれる・頼りにされる存在になるための訓練ができると思います。
こちらは、Podcastsでもトークしていますので、是非聞いてもらえると嬉しいです!
Podcastsではゲームを題材にして、極限状態を作り出し、自分のキャパシティを上げていくという話をしています。(ゲームの話しといこともあり、男性陣が過度に盛り上がっています。。。笑)
能力・スキルを向上させるためには
- 仕事のことをなんでも知ってる人
- 困った時にこの人を頼ればいいと思える人
- スキルがある人
能力・スキルを向上させるためには、「職場の実践経験」と「知識のアップデート」を実行することが大切です。
さまざまなプロジェクトに主体的に取り組む
主体的に取り組んだ業務の積み重ねが自信に繋がっていくことは間違いありません。そのため、自ら仕事に関わってプロジェクトを進行させる癖をまず身につけます。その後プロジェクトの数を増やし経験値を増やしていくと、実践経験を効率よく稼げると思います。
過去数多くの成功体験を持っている人に頼りたいと思うのは当たり前ですし、必然的に、一緒に仕事をしたいと思うような人間になるのではないでしょうか?
自己研鑽に励む
知識のアップデートは現代において必要不可欠になっています。ITの世界では、5年前に学んだことが陳腐化し今では使えなくなっているということがあります。
私がシステムエンジニアとして入社した時は、社内のネットワークやサーバは物理的に構築していくことが主流であり、各デバイスのセットアップなどが仕事の本流に含まれていた。しかし、現代はAWS、Azureといったクラウドサービスが主流になり、ネットワーク構築もサーバー構築も自動で構築される時代になってしまった。つまり、過去の知識がなくても、サーバーを建てることが容易になってしまった。
この具体例からわかることは、「過去の知識が豊富にあるからと言って勉強をしないと、あっという間においていかれる」ということです。「この人と仕事したい!」と思える人は常に知識をアップデートしているし、いつでも新しいことに取り組める準備ができている人であると言えるでしょう。
どんなことを勉強していけば良いか?と悩んでいる方はこちらのブログも併せて読んでみてください。
チームワーク力を上げられる人になるために
- 失敗しても周りに不機嫌を見せない人
- 職場をギスギスさせない人
- メンバーのモチベーションを上げられる人
メンバー全体を気遣う必要があるので、上記2項目とは少し異なるアプローチが必要になると思います。チームでプロジェクトを遂行していく以上は、個人の生産性よりも全体の生産性を考えて行動しなくてはいけません。時には、自分の生産性を捨ててでも、全体最適化を図るケースもあります。その場の状況に応じて、フロントに立って仕事をするのか、支援側に身を置くのかを判断して仕事をしていくことが大切です。
当然、自分がスッキリすることを第一優先し、職場がギスギスしてしまうことを行ってしまったり、不機嫌な態度をとって周りの人に気を遣わせてしまうのもやってはいけないことです。自分だけがご機嫌になって、周りもモチベーションを下げてしまっては本末転倒なのです。
さらには、チームメンバーの状況に敏感になる必要があります。人間はロボットではないので、感情やモチベーションを毎日一定に保つことはできません。必ず浮き沈みがあります。そんな時、チームメンバーをサポートしてモチベーションを維持できるような気遣いをすることができるかというのもチームワーク力を上げる人材としては必要な能力です。
いかがでしたでしょうか?このブログ少しでも皆様の役に立ったら幸いです。
Podcastsについて
現在、新卒社員3名と私の合わせて4名で、「明日をもっと明るく」をテーマにPodcastsを配信しています。時には雑談、時には真面目な話と、気軽に片手間で聞いていただくには丁度良いコンテンツになっています!仕事に行きたくないと思える日曜日の夜、緩みやすい水曜日の夜の週2回新しいコンテンツを発信していますので、是非聞いていただけると嬉しいです。
今回の内容はPodcastsの第8回の内容になっています。
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